メンタルケア

「休む」ことは「寝る」ことではない。あなたを疲れから救う 休養学を要約

だだみ

こんばんは〜だだみです。
週末ゆっくりお過ごしですか?
週末は平日の分までぐったり寝たい‥。
だらあ〜とするのが幸せ。

だだみに共感してくれる皆さんに。

「休む」=「寝る」ことではない。

あなたを疲れから救う
休養学


実は寝ても疲れは取れない!
正しい休みの取り方とは‥?

私の趣味の1つは「読書」
毎日必ず本を読みます。

今日はストレス過多な現代を生きる
皆さんへ


私が学んだ休み方を伝授。

では行ってみよう!

1.日本人は疲れています!

特に疲れているのは若い女性

現在の日本では約8割の人が疲労を抱えて生活しています。特に若い女性で疲れを抱えている人が多く、その割合は約9割にも及ぶというデータが。

結婚している女性であれば仕事と家事、子どもがいると育児が加わります!
やることいっぱい(笑)
50年前までは、男性が働いて、女性は専業主婦として家庭を守ることが当たり前でした。

専業主婦でも、もちろん忙しいですよ!?
ただでさえ忙しいところに「働く」というストレスも時間も取られる活動が増えたら、そりゃ疲れちゃうわ。

やるべきことは減っていないのに
時間は増えていない。

日本人女性の1日が24時間では足りない世界になっています。

日本人が疲れる慣習

世界的にみると
日本人の睡眠時間は7時間22分
OECDの平均睡眠時間が8時間28分


残念ながら睡眠時間も短いことがわかります。

年平均労働時間は1607時間で
実は世界の平均1752時間よりも休んでいる。

日本人は「休みが少ない」という印象ですが
意外と休んでいます。


でも疲れを感じる日本人は全体の8割に及ぶ。
「‥なぜ?」

一番共感したのがこれ。

日本では

「疲れているので、
 今日は会社休みます。」はNG

‥多分言ったら「は???」ってなる(笑)

新型コロナウィルスの影響もあり
体調が悪い時には休むべきという
「休むことも必要である」文化が
少しずつ浸透してきましたが

疲れているから休むなんて言語道断!

これは大半の日本企業に
当てはまることではないでしょうか?

この慣習によって
休みを取るべき時に取れていない。

でも疲れている時に休むのは必然!
疲れに疲れを重ねると「オーバーワーク」
になってしまいます。

筋トレする時はあえて負荷をかけるために、高重量のものを用いて筋肉にダメージを与える。
その後「休み」を設けることで、筋肉が以前よりも強くなって元の状態に回復する。


これが「超回復」ですね。


逆に「休み」を設定しないと、ダメージを与えた筋肉はさらなるダメージを重ねて回復することなく、どんどん傷ついていく一方です。

同じ人の体なんだから疲れも一緒。


ダメージが蓄積したままの体に
さらにダメージを与えるのではなく


以前よりも強くなるために「回復」する時間
必要です。

2.疲労の正体とは?

疲労は何によって引き起こされるのか。
これは「ストレス」が原因。

日常生活でストレスを感じない人はいません。

私たちの身の回りには
5つのストレスを与えるもの=ストレッサー
存在します。

・物理的ストレッサー
 (暑い、寒い、人混みすごいなど)

・化学的ストレッサー
 (アルコール、ニコチン)

・心理的ストレッサー
 (不安、緊張、悲しみ)

・生物学的ストレッサー
 (ウィルスや細菌。コロナみたいな、ね)

・社会的ストレッサー
 (人間関係やお金の悩み)

これらを全て取り除くことはできないので
「ストレスフリー」は正直厳しい!そしてストレスは必ずしも悪いことじゃない!
適度なストレスが人に緊張を与えたり、成長を促したりすることもあります。問題は「過度」なストレス。ためすぎ注意!です。

3.「休養」の取り方

本書は休養学なので、では疲れの原因「ストレス」を取り除くための「休養」とは何をすればいいのか。休養には3つのタイプがあります。

心理的休養

① 転換タイプ

周りの環境を変えることです。大きいものだと「転職」や「引越し」する。いきなりそんな大きいものできるか!!!って意見はもちろん(笑)小さいものだと「部屋の模様替え」「旅行」「外食」などもここに当てはまります。これならできそう!

社会的休養

① 親交タイプ

人と関わることです。家族と時間を過ごす、ペットと戯れる、ご近所さんとのちょっとした「おはよう」ってあいさつもこのタイプ。

② 娯楽タイプ

好きなことをする!これはやっている人も多いはず。音楽を聴く、本を読む、推し活するなどなど‥好きに打ち込むタイプ。

③ 造形・想像タイプ

アートですね。絵を描いたり、DIYしたり‥私はめっちゃ不器用なんで逆にストレッサーになっちゃうかも(笑)

生理的休養

① 休息タイプ

「寝る」「ぼーっとする」「ゴロゴロする」一般的に「休む」と言われるものたちですね

② 運動タイプ

代謝を上げる軽い運動です。「ウォーキング」「ヨガ」ハードワークはこのタイプではダメ!逆に疲れが溜まっちゃう。

③ 栄養タイプ

胃腸に優しい栄養満点の食事を腹八分目で1日3食 食べることです。食べ過ぎは胃に良くないので八分目が◎また、「アルコール」も良くない。睡眠の質を下げてしまいます。寝付きは良くなるけど「麻酔で寝ている」のと同じ状態!です。

「甘いもの♡」について。スイーツで疲れは取れません!疲れを一時的に覆い隠しているような状態‥。寝つきも悪くなってしまうらしい。(もちろんやめれないけど。これが糖分の持つ「依存性」だあ)

以上3つの休養があります。ただ休養をとる時にはこれら複数のタイプが組み合わさっていることがほとんどです。

「掛け算」でいい休養

例えば
「友達と高級レストランに行く」場合‥

・心理的休養 
 ①転換タイプ 
 非日常な環境でご飯を食べると気分転換に。

・社会的休養 
 ①親交タイプ 
 友達と楽しく話すことで活力になる。

・生理的休養 
 ③栄養タイプ 
 良質素材を使うレストランの食材は栄養◎

複数のタイプを組み合わせると
「かけ算」になります!
疲労回復効果が2倍にも3倍にもなるのです!

4.眠る「だけ」は休養にならない

これまで休むことが寝ることではなく、睡眠以外の重要性を説明してきましたが、厳密には眠る「だけ」は休養にならない。
ベースに「眠る」ことがあって、その上で休養の取り方を工夫する必要があります。

生理的な休養としての睡眠は「細胞の修復」や「記憶の定着・整理」に大きく関わります。

ただ寝過ぎてもだめ。休んでばかりいても体が衰えてしまいます。1日寝て過ごすだけでも骨格筋の筋タンパク質が0.5%〜1%も減少。ちなみに‥骨格筋が減るということは、エネルギーを利用する部分が減るので代謝の低下につながります。
ダイエットに良くないです。休養に対してはもちろん、美容にも良くない。

5.新しい「休み方」を始めよう

「寝る」だけではない新しい「休み方」を追求しよう。

「積極的休養」

「疲れたから休みます」ではなく、
「疲れが溜まりそうなので、忙しいタイミングが来るので先に休みます」

そして「休んでいいんだよ」の精神。
これは
・体調悪ければ‥
・疲れたときは‥ではなく
お互い取るべきタイミングで「休みをとる」


休んだ時にはダラダラするのではなく
「心理的」「社会的」「生理的」に
価値ある行動をバランスよく取ろう!

6.まとめ

休養についてだだみ的まとめは以下の3点

・休養≠ただ寝ること。

・ストレスを発散できる行動と体を休める行動
 をバランスよく行う。

・日本の固定概念
 「休む人は怠け者、疲れてなんぼ!」
 な精神を撤廃すべし。

熱血昭和企業で仕事と休養のバランスを色々と考えるだだみにとって非常に!参考となる1冊でした。簡単に自分にとって大事な部分だけに超!絞ってまとめました。詳しく知りたい!人は実際に読んでみよう。


今日はこのあたりで〜

また1週間はじまりますね!美味しいもの食べてしっかり休んで「積極的休養」取り入れながら頑張りましょ〜

明日も「ゆる〜く」生きていこう

ABOUT ME♡
だだみ
宅地建物取引士一発合格経験あり。 教員免許状(小中高)保有。 平均年齢45歳over企業の26歳最年少社員。 先輩方に揉まれて働くポジティブガール♡
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